あまりにショックな出来事で、整理するのに時間がかかってしまった。
先日初めて、警察関係者を名乗る人から大声で叱責された。
我が子の虐待
を私がしたと。。。
夜間授乳で寝不足のなか聞いたその言葉は信じられないものだった。。
虐待疑義案件の全貌
その日私は初めて実家に子供を連れていった。
ついでに、両親や夫と一緒に近所でテニスをすることにした。
育児疲れも溜まったタイミングだったので、当日テニスコートで偶然会った母親のテニス仲間が、我が子のことをすごく可愛がってくれたのも嬉しかった。
気候は涼しく気持ちよかったが、赤ちゃんがいるので念のためいつもの半分以下の時間にし、授乳タイミング、コートの場所、交代でお世話できる体制など入念に整えた。
いざテニスを始めると、パパママが離れて寂しかったのか子供が泣いた。いつもならベビーカーで寝てくれる状況だったが場所が違うから仕方ない。
そこからは、抱っこや遊び相手、水分補給など夫婦交代ですることに。抱っこした瞬間泣き止むので、「甘えん坊だなー」とか言いながら笑。
そんな状況なのでろくにテニスはできなかったけれど、それでも産後初めての運動で楽しかったね~と言いながら帰ろうとした矢先、高圧的な態度で男性がベビーカーに近づいてきた。
しばらく大人しかった子供がなぜか泣き始めた。
「あなたこの子の母親でしょう?」
「赤ちゃん泣いてましたよね?」
「虐待で通報しようかと思いましたよ」
「もっと赤ちゃんを大切にした方がいいですよ」
そんなことを大声で言い残して去っていった。警察関係者で虐待には詳しいらしい。自分も子供がいるから子供のことは分かっていると。
一生懸命育児していただけなのに
泣き声を聞かせてしまったことへの負い目はあるので、何も言い返せなかった。
心配をかけてしまったなら本当に申し訳ないと思っているので謝った。
ただ、、、
こちらは毎日必死なのだ。
少なくとも、この日我が子が体調面に何も問題がないことが分かるくらいには育児をやっている。
今は生きているほとんどの時間を子供に注ぎ、もともと不器用な私はもう爆発寸前。
産後はじめて息抜きに…と思ってリフレッシュを決行したら虐待扱い。
「母親たるものいつ何時も子供優先で、子供しか見てはいけない。趣味をしようなんてもってのほかだ。」
私が怒られる様子を黙ってみていた周囲の人からも、そう言われている気がした。
母親は母親らしく
「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」
「怖かったねごめんね、泣いても良いんだよ」
男性と子供と両方に謝る私。
一体何がしたいんだ?
産前から、テニス好きな両親と私たちのコミュニケーション手段にもなっていたし、良い思い出になるかなという思いがあった。
とんだ勘違いだった。
世の中そんなに子連れに甘くない。
赤ちゃんが泣く、ということは大問題になる。
未だに答えはみつからないけれど、なんとか自分らしい息抜きを試行錯誤していきたい。