- どうやって夫に家事をして貰えるようになったの?
- 1,よくあるNG
- 2,2人で「一緒に」家事をする
- 3,家事をしてくれた夫を褒める
- 4,「夫婦平等」を擦りこむ
- 5,自分を好きでいてもらう(愛され上手になる)
どうやって夫に家事をして貰えるようになったの?
結婚して2~3年経った頃から、よく周りに聞かれる。
確かに結婚当初は夫の家事力はゼロだった。
(鍋を使う料理はおろか、炊飯器があるのにご飯も炊けないレベル。もちろん掃除全般や洗濯は無理。)
それが今は、毎日の料理や月1の水回りの大掃除など基本的なことは全部してくれる。
どうやってそうなったのか??
もちろん夫の努力が前提ではあるけれど、一方で私なりに工夫したことをまとめてみた。
1,よくあるNG
- 妻が自分で殆どの家事をしてしまう
- 「~して」指示型
結婚当初からこれだけはしないように気をつけていた。
家事が好きでこれからも一生自分でやりたい場合は別だが、そうでない場合は、最初のラブラブモードで自分が尽くしてしまうと後で後悔する。
自分で家事をやっておきながら、しばたく経った後に夫に家事の協力を頼んでもしてくれない・・・
これは夫の立場にたつと当然の流れではないか。
あと、自分に何かあったとき(入院とか出張とか)に夫1人でも困らないように育てておきたい、という思いもあった。
2,2人で「一緒に」家事をする
一緒に住んで半年間続けていた習慣がコレ。
土曜に2人でスーパーへ買い物へ行き、
土日中に2人で1週間分の作り置きを作る。
掃除や洗濯も、作業する時間を擦り合わせて2人一緒にやる。
将来家事を分担できるように、
今は家事の分担しない
これを心がけていた。
そもそも、
「お皿を運ぶ」とか「ゴミを捨てる」とか、子供でも出来るレベルのことをやって貰っても私にとっては意味がない、それぞれが全ての家事を出来るようになるのが目標だったからだ。
当然、私1人でやるより何倍も時間がかかったが、一緒に家事をすることで夫に教えるだけでなく、結婚当初のラブラブモードなのでシンプルに楽しめた(笑)
3,家事をしてくれた夫を褒める
これはめちゃくちゃ大事。
褒めるようなレベルじゃなくても「やってくれた事実」に対して褒めるのだ。
するとレベルが高くなっていく。
お湯を入れず空炊きしてヤカンを1つダメにされても、
三角コーナーのネットの交換の仕方が分からなくても(逆に何が分からないのかが分からなかった)、
洗濯ものの干し方が悪くしわしわになっても、
笑って見過ごせる余裕が最初は必要。
もう1つ効果的だったのは、親族や友人など周りの人からの誉め言葉を集めること。
「最近夫がこういうご飯作ってくれたよ」とかを誰かに話すと(実際は一緒にやってるのだが)、今の日本では大抵お褒めの言葉をいただける。
例え夫がその場にいなくても、そのコメントをそのまま本人に伝えるのだ。
これはけっこう効果的で、その時の誉め言葉を何年もたった今でも夫は自分で口ずさんでいることがある(笑)
4,「夫婦平等」を擦りこむ
お互い平等にいきたいという私の希望を当初から話し合い、徹底していた。
例えば、
■(結婚式)新婦から両親への手紙
→なんで新婦だけなのか不明なので排除、2人とも両親へのメッセージを用意した
■(結婚式)新郎の挨拶
→2人それぞれ挨拶する形式に変更
■”養ってもらう”意識を持たない
→家事を一緒にやる分、当然仕事や収入も夫に頼るという態度はとらない
実際、生活費はどちらか片方払う、とかいう制度にはしていないし住宅ローンも完全に半々だ。
あらゆるところで「平等」を擦りこんでいった。
(事情が変われば臨機応変に対応できるように話し合っておくことも大切)
5,自分を好きでいてもらう(愛され上手になる)
最後に意外と大事なのはこちら。
スキルとして家事が出来るようになったとしても、実際は日々仕事で疲れるし嫌なこともあるし、喧嘩することもあるかもしれない。
でもどんな時も、「この人のためなら」と思えることが人の原動力となる。
好きでいてもらう、愛され続けるための努力はこれからも永遠に続くだろう。
もう一度結婚することになっても同じ流れを踏むと思うので誰かの参考になると嬉しいです。
<夫に家事をしてもらえるようになるためにしたこと>
①よくあるNGをやらない(自分で家事をしてしまう)
②2人で一緒に家事をする
③褒める
④夫婦平等をすりこむ
⑤愛され上手になる
ちなみに今では週5で料理は夫がやってくれていて、逆に私が罪悪感にさいなまれることも。。笑
直近産休に入ってからは、夫に希望の料理を送ってもらい私が作るという流れに変更してます。子供が生まれたらまた変わりそう。