30代育休中会社員の葛藤

不器用女子の頭の中

キャリアとお金-セミナー開催してみて-

先日乳腺炎で39度近い熱が出た。

痛くて泣いたのはこの2か月で2回目。

授乳するだけでこんな苦労する人間は哺乳類として大丈夫なのかとよく思う。

 

 

学校の先生は…

私は両親、祖父母、叔母叔父と親族の多くが教職関係者だ。

だから教師目線での教育に対する考え方も間近で聞いてきたし、プライベートでの会話の様子もたくさん見てきた。

そこで見聞きした情報と、自分が生徒として日本の学校に通って感じたことを総合して思う。

 

学校の先生の多くは世間知らず。

 

私は幸いなことに尊敬できる何人かの先生に出会うことが出来たので、全員がそうとは全く思わないし(リクルートから学校の校長になった藤原先生などは、例外だと思うがすごく刺激を受けた)、勉強に関してはプロであることは間違いない。ただ、変化の激しい現代において、学校以外の世界を知らないという意味で、少なくとも上記のように感じる人は多い。

 

もっと教えてほしかった、キャリアとお金のこと

大学を卒業する頃になって、今まで学校の先生や親(私の場合は親も先生)が敷いてくれたレールが突然なくなり、放り出された感覚になった。

 

どれだけ良い成績をとろうと、どれだけ良い学校に入ろうと、結局は自分で進路を選択し人生を歩んでいかないといけないのだ。その部分の訓練が抜け落ちていたせいか、就活でものすごく苦労することになった。

 

さらに、私は10代でお金に対してトラウマを抱えていた。

私の学費のせいで家族旅行にいけない、預金残高が減ってきた、等と中1の頃から家で言われ続けたことが影響した。

 

  1. 学校しか知らない大人にキャリア相談してはいけない
  2. みんなお金のことをもっと勉強するべきでは

大人になるにつれ、この思いがどんどん強くなる。

 

 

セミナー開催してみて

それで私は、新卒で金融業界に入った。大量のテストを受けされられ、実際に1000件以上お客様相談にものって、得た知識や経験は大きかった。またこれまでずっとキャリアについて悩み行動し、転職や昇進も何度かしてきたので、昨年ついに、高校生向けにキャリアとお金セミナーをやってみた。

 

知り合いがやっている個人塾の生徒向けの簡単なものだったが、感動した、資料が欲しいなどのコメントも複数貰い、初の試みとしては自分としてもそれなりに満足している。会社でコンプラチェックだらけの資料で喋るよりも、自分の言葉で喋る方が伝わる気がした。

 

ライフワーク

セミナー開催から早くも1年近く経とうとしている。

ただ、ずっと課題に思ってきたこと。実際に行動に起こしてみたことだからこそ、これからも何らかの形でキャリアやお金に関わっていくのかなと、そんな気がしている。

 

 

 

にほんブログ村 OL日記ブログへ
にほんブログ村