卒業という区切り
小学校6年
中学校3年
高校3年
大学4~6年
こんな感じで学校の年数はだいたい決まっている。
保育園や大学院も、多少差はあれどいつか「卒業」というイベントが待っている。
つまり誰かが決めた区切りがある。
社会に出るまで私たちは、その区切りにある程度合わせて、
例えば受験で合格するとか、就職先を決めるとか、バイトでいくら稼ぐとか、部活で成績を残すとか、何かしら成し遂げようとする流れが出来ていた。
突然、世に放たれる
ところが社会に出たらどうか。
これからは誰も区切りをセッティングしてくれない。
会社から言い渡される部署異動くらいだろうか。
そういえば地方公務員の友達が3年ごとに異動するといっていたが、
私も新卒で入った会社は若手はそういう方針だったと思う。
そういう職場は多いんだろうか。にしても
終身雇用が崩壊し、転職が当たり前になった今、
そこにすがるのは余りにも「一般的」ではなくなってきていると思う。
では、どうするか。
いつか退職するその日まで、流れに身を任せて生きるのが正解なのか。
3年毎に区切ってみた
22歳の私はそうは思わなかった。
学校がだいたい3-4年で区切られてきたんだから、これからも3年毎にキャリアを見直そう。
そんな風に考えていた。
その後どうなったか?
ちょうど3年後、転職をすることになる。
そのあとも3年~3年半ごとに、転職や産休育休での離脱など経験している。
一応毎回、「一旦今出来ることはやり切ったかな」そんな思いで動いている。
(会社に言われて転勤するのが嫌なのでその前に動いているという説もある)
結果的に想定通りな感じになっているのが面白い。
人生の舵を誰かに渡さない
年数ではなくても何か目標をその時々で掲げることで、人生の舵を自分で切ることが出来ている感覚がある。
目標を達成したら次のフェーズへ。
また次を達成したら次のフェーズへ。
会社ではなく自分の意志で動く。
もっともっと人生の先輩方に学ぶことはあるだろうが、
少なくともこの10年強はそうやって動いていると気づいたら成長している自分がいた。
若手のときよりも、不思議と会社側も私の意志を尊重して異動などを打診してくれることが増えた気がする。
プライベートに持ち込むと大変
ただ、この感覚をプライベートに持ち込むと若干ややこしい。
3年で彼氏彼女と別れる、
3年で離婚再婚、
3年で美容院を変える、みたいなことになりかねない。笑
私の場合、プライベートの方は5~6年以上経っても長続きすることが多いようだ。
今のところ。
皆さんはどうですか?