30代育休中会社員の葛藤

不器用女子の頭の中

「会社員=不自由」なのか

 

自由になるには独立するしか・・

会社勤めをして30歳が近づいた頃、

このまま誰かに使われ続ける人生でいいのか?という焦りが出てきた。

決まった時間に決まった場所で働かないといけないこの束縛から逃れたい。

専門性を磨いて自分で稼げるようになりたい。

 

そのころから「起業」「独立」「フリーランスということを真剣に考えるようになった。

そうすると、そういう情報が一気に入ってくるものだ。

ネットをみても、多分パーソナライズされた広告も含め大量に目に入るようになる。

 

そのうち、「FIRE」という言葉も流行った。

資産運用も活用しながらお金を増やして、働かなくても良い状態を作る。

私もそういう生活に憧れを持ち、〇歳で1億を目指すための計算に明け暮れた時期もあった。

 

 

会社員ってそんな悪いものだっけ?

ある起業家が言っていた。

「自分含め周りの社長は皆言ってますよ、自分たちは社会不適合者だって」

「会社ではうまくやれないから自分で事業するしかなかったんだよ」

「会社員やれてる人は柔軟に社会に適合できるんだからすごいことだよ」

 

冗談半分で言った言葉だ。

ただ周りで独立した人たちを見ていると、確かに一理あるのかなあ…と思う部分もあったり。(※人による)

 

まあこれは余談だが、要は

会社員でいるのってそんなに悪かったっけ?

会社員卒業=成功なんだっけ?

というのを最近になってまた考えていた。

 

 

会社員のメリット

「何がなんでも産休まではこの会社にしがみつくぞ」(笑)

妊娠が分かってから会社員という立場はちょっと心強く感じた。

 

  • 固定給が振り込まれる
  • 社会保険や厚生年金の負担が少ない
  • 産休・育休手当(社会保険料も免除)
  • 有給や福利厚生
  • 社会的に信頼が高い(クレカ等)
  • 教育訓練給付金など国の支援制度

  • 成長したい人には向いている※

 

※最近話したキャリアコンサルタントに言われた。

経験値が低いけれどやってみたいことがある。そういったときに自分がリスクを負うことなくチャレンジが出来るのはフリーランスよりも会社員。フリーランスになったら今の自分の力の範囲で仕事をすることになりますよと。

そういう考え方もあるのか。

むしろフリーの方がチャレンジできる、成長できると思っていた。

 

 

会社員×自由は両立する!?

ただ、私が働く上で重視する価値観は「束縛されない」ことだ。

キャリアアンカーでいう「自立・独立」)

 

だから何度転職しても、ある程度仕事に慣れてくると、納得いかないことをやらないといけない苦痛に悩まされた。笑

 

ただ、マネージャーになってから新たな発見が。

今までより格段に「自由」が手に入ったのだ。(もちろん「責任」と共に‥‥笑)

 

そうか会社員でありながら自由を追求する選択肢もあるのか。

 

 

私の場合自働く場所まで自分で変えられたので比較的裁量権をくれる会社だと思うが、そこまででなかったとしても

工夫や努力次第でできることは意外にありそう。

 

 

会社員として、ちょうどいい感じの立場を手に入れて自由にやるのも良し。

給料をもらいながら副業していつでも独立できるようにするのも良し。

 

最近は、会社員の特権を確保しつつ自由を手に入れるという、

両立の選択肢も割といいのではと思い始めている。

 

 

 

 

産後のお腹がまあまあ大きくてぷよぷよなことに驚きを隠せないみっちでした。